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2011.11.17更新

            ...産経ニュース West 2011.10.25 ...

口臭の原因となる硫化水素が口の中の細菌が出す毒素に作用し、歯を支える「歯槽骨」を溶かす細胞が増えることで歯周病が悪化するメカニズムを、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の研究グループが解明し、25日発表した。グループは「口臭治療が、歯周病の治療や予防にもなると期待できる」としている。

 以前から口腔内の硫化水素が歯周病を進行させる一因と考えられていたが、詳しい仕組みを解明したのは世界初。研究成果は米国の歯周病専門雑誌の電子版に掲載された。

 研究グループによると、硫化水素は口腔内の細菌の代謝によって発生し、主に舌に存在するという。グループは、ラットの歯茎に、歯槽骨を溶かす毒素のみを塗った場合や、硫化水素もあわせて塗った場合などに分けて実験。その結果、毒素と硫化水素の両方を塗ったラットは、毒素のみを塗ったラットに比べて、歯槽骨表面にある骨を溶かす「破骨細胞」が約1・5倍に増加した。

 研究グループの入江浩一郎医員は「口臭治療には歯石取りのほか、舌をきれいにすることが有効。歯周病に悩んでいる人は口臭ケアも行ってほしい」としている。


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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

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