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2012.02.21更新

         ♪ 産経新聞 2012年2月2日(木)の記事を紹介します!! ♪


「歯ぐきが下がってきた」「歯が伸びたように見える」-。これらは主に歯周病が原因で起こる。歯と歯ぐきの間にある小さな溝に汚れがたまることで、歯ぐきが炎症を起こしたり歯を支える骨が溶けたりする病気だ。ひどくなると歯が抜け落ちてしまうことも。予防や進行阻止のためには正しい歯磨きの仕方を身に付け、定期的に歯科検診を受けることが重要だ。(豊田真由美)

 ◆8.7歳老ける?

 小林製薬(大阪市中央区)が昨年9月、全国の30~60代の女性約400人を対象に実施した調査では、歯ぐきが下がっている女性のイラストの"見た目年齢"は平均39・3歳で、歯ぐきが下がっていないイラストより8・7歳老けて見えるという結果が出た。

 また、「以前に比べて歯ぐきが下がってきた」と感じている女性は48・8%と半数近くに上ったが、歯や歯ぐきのアンチエイジングを「している」と答えたのは、そのうちの20・2%にとどまった。

 日本歯科大(東京都千代田区)の沼部幸博教授は「歯ぐきが下がる原因の多くは、歯周病で歯ぐきの下や歯の周りの骨が溶けているからです」と話す。歯周病の原因は、1ミリグラムに1億個以上もの微生物がいるといわれる「プラーク」。これが歯と歯ぐきの間にある「歯肉溝」という溝にたまると、微生物が歯ぐきの内部に侵入しようとする。すると、歯ぐきが炎症を起こして傷付き、歯の周りの骨が溶けていく。

 歯周病の初期段階が歯肉炎。歯ぐきが赤い▽歯ぐきから出血する▽歯ぐきがむずがゆい-などの症状があるが、骨はまだ破壊されていない。「歯肉炎の段階なら、正しい歯磨きや治療で健康な状態に戻すことができます」(沼部教授)。だが、進行すると歯周炎(歯槽膿漏(のうろう))になり、歯ぐきの下の骨が溶けたり膿(うみ)が出て口臭の原因になったりする。

 ◆歯ブラシを選ぶ

 歯磨きでプラークを効果的に取り除くには、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシの毛先を斜めに当て、優しく動かしながら、全ての歯の表側と裏側をそれぞれ一周する。毛先が広がった歯ブラシは使わない。沼部教授は「毛がかたい歯ブラシで強く磨き過ぎても、歯ぐきが傷付いて下がる原因になる。特に炎症があるときは毛が柔らかい歯ブラシを選びましょう」と助言する。

 ただ、「自分でできるケアには限界がある。最低年1回は歯科検診を受けて」と付け加える。


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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

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