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2011.10.03更新

      南日本新聞(2004年11月3日)新聞に出ていた記事を紹介する!!

「歯周病 早産の一因」/鹿大研究グループ調査
健康妊婦の5倍多く

 歯周病で歯茎の炎症が悪化した妊婦はそうでない人に比べて、約5倍早産になりやすい-。鹿児島大学大学院の和泉雄一教授(歯周病学)らの研究グループが、出産と歯周病の関係の調査結果を2日までにまとめた。
 同グループの古市保志助教授と大学院生の長谷川梢さんが、2000年から鹿児島市内の3病院の妊婦114人を対象に調査。歯茎の状態の悪い妊婦が28人、そうでない人は86人と診断し、経過を調べた。
 その結果114人中、37週未満の早産は21人。うち歯茎が悪い妊婦は13人(約46%)で、そうでなかった妊婦の8人(約9%)と比較すると約5倍の割合で早産が多かった。
 早産の原因は感染症や喫煙、年齢などがあるが約2割は原因不明。通常、出産前に情報伝達物質のサイトカインが増える。同グループは調査結果から、歯茎に炎症のある妊婦はサイトカインがさらに血中で増え、子宮の収縮を誘発しているのではないかとみている。
 古市助教授は「歯茎の炎症を治したら早産が10%から2%まで減ったとの外国の研究もある」と話し、「10代からしっかり歯周病を予防することが大切。妊娠中期なら治療も可能」と呼びかけている。


歯周病は予防です!!
定期的に検診をおこなっていきましょうね☆
妊娠中もしくはこれから妊娠の予定のある方は歯ブラシをしっかり!!

「さきやま歯科クリニック」の治療についてはこちらで:
 
 https://www.sakiyama-dc.jp/

練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2011.10.03更新

読売新聞(ヨミドクター) 10月3日(月)の記事を紹介します!!

食欲の秋。食事を楽しむにも、会話を楽しむにも、欠かせないのが歯だ。

 歯を脅かす虫歯をつくるのがミュータンス菌。口にすみ着いた菌は、砂糖を分解して酸を生みだす。この酸が歯を溶かして虫歯をつくる。菌は唾液1ミリ・リットル中に1万~100万個も生息しているとされる。

 歯を菌から守るには、どうすればよいのか。

 菌は歯が生える前の赤ちゃんには存在しないため、まずは感染を防ぐことがポイント。菌は唾液から感染するため、菌を持つ家族からの食べ物の口移しや、スプーンの共有などに注意したい。

 鶴見大学歯学部教授の花田信弘さんによると、感染しやすいのは、乳歯が生えそろう生後19~31か月。感染すると、乳歯の奥歯の隣に生える最初の永久歯に菌がうつり、虫歯が広がる。このため、繁殖源となる砂糖を含む食物をなるべく控え、奥歯を中心に、大人が丁寧に仕上げの歯磨きを手伝い、菌の定着を防ぎたい。

 子供も大人も感染してしまった時は、菌の数を減らすことで、虫歯ができるのを防ぐ。その基本は、毎食後の歯磨き。だが、菌が歯の表面に作る「バイオフィルム」という粘着性の高い膜は、歯磨きだけでは落としにくい。食物繊維を多く含む食物をよくかんで食べることで、膜をはぎ取る効果が期待できるという。

 菌の除去も可能だ。歯科医院で歯型に合わせたトレイと薬剤などを使って除菌する方法があるが、保険がきかないため、自費で数万円の負担となる。

 花田さんは「虫歯は自然に治癒しない。予防と早期の治療が大切」と呼びかける。

当院でもお子様が大変多くなってきておりますので、しっかり虫歯予防をしていきたいと
考えております。


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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2011.10.02更新

こんにちは。

あの暑さはどこへ行ってしまったのかしら?と思えるほど、急激に寒くなってきましたね!
旭川では、いつもよりも20日ほど早い"初雪"が降ったようです。
今年の紅葉は、どんな美しい色合いを見せてくれるのかが楽しみです♪♪♪ 
その紅葉を楽しめる群馬県の水上温泉に、9月中旬に行ってきました。
この日の気温は31℃もあったんですよね!
2週間ちょっと前のことなのに、季節の移り変わりには驚いてしまいます!!

さて、今回の目的は ラフティングです。
ご存知の方も多くいらっしゃるとは思いますが、ゴムボートでの激流下りをしてきました。
今回さんにお世話になったのは、 カッパ CLUB さんです 。(お勧めですよ!)
実はこの日、台風12号の影響で利根川は通常よりも水量が大幅に増えていたようです!!
というわけで、スリル満点のラフティングを楽しむことができました♪♪♪

ラフティング1

ラフティング2

 

15年ぶりのラフティングだったのですが、その時は川に落ちても一人で這い上がれた私が、
今回は人の手をお借りしないとボートの上には戻れませんでした...(; へ;)
これが、15年という時間の経過なのですね...(笑)

ということで、締めには体に優しい温泉で癒されました~ v(*^▽^*)v

水上温泉

温泉に浸かりながら、ふと思い出した10年前の友人からの電話!!

「どうしよう!?ラフティングでオールが当たって、前歯が折れちゃったー!!!」

その彼女は現在インプラントを入れています!!
20代のあの時は、自費治療のインプラント埋入という選択は大きな決断でした。
ただ、健康な歯を削ることなく、失った部分だけを修復することが出来るインプラントのおかげで、
彼女にとっての"歯"に対するストレスはなくなり、現在もステキな笑顔を見せてくれています。

そして私は、事故もなく楽しい思い出となってホッとしています(^▽^)

歯の治療というと、ちょっぴり不安になっていまう部分もあるとは思いますが、
私たちにとっての健康の源は、健康な口腔環境からですので、
少しでも気になることがあった際には、気軽にご相談にお越し頂ければと思います。

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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」  
スタッフ 平田

投稿者: さきやま歯科クリニック

2011.10.01更新

       ライフスタイル 健康の記事をご紹介致します!!

 歯周病は、歯の周囲のハグキなどの組織に細菌が感染して起こる慢性的な感染症です。歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多い、という疫学調査が複数報告されています。

 なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすいのでしょうか。まだこの詳細な仕組みは解明されていませんが、血糖値が高い状態が続くと、体の免疫機能が低下してさまざまな感染症にかかりやすくなったり、糖分を多く必要とする歯周病菌が増殖しやすくなるためではないかと考えられています。

 さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化する、という逆の関係も明らかになってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。

 この関係が明らかになってきた背景には、歯周病が、糖尿病だけではなく、その前段階と言える「肥満」とも密接な関連があると分かってきたことが挙げられます。ある調査では、肥満の人に歯周病が多いということも報告されています(参考記事:肥満の人は歯周病にかかりやすい)。

 肥満の人の内臓脂肪には「TNF-α(腫瘍壊死因子)」という物質がたくさん発現しています。この物質は、白血球の一つ、「単球(マクロファージ)」からも分泌されて、炎症反応を活発化させるのに重要な役割を果たしていることが分かっています。

 つまり、肥満の人は、常に体内が炎症状態にあると言えるのです。こうした場合に何らかの感染症にかかると、さらに全身の炎症がひどくなるとみられています。歯周病も感染症なので、より炎症が悪化するというわけです。なぜこうしたことが起こるのか、はっきりとは分かっていませんが、私が診ている患者さんの中にも、「風邪のときにハグキの腫れがひどくなるようだ」と話す人もいます。

 歯周病菌が、歯とハグキの間の溝である「歯周ポケット」から簡単に血液中に入り込んでいくことも大きな問題です。歯周病菌が血液中に多量に存在すると、致命的な感染症を起こすこともあります(参考記事:歯周病菌は動脈硬化にもかかわる!?)。

 それに加えて、歯周病菌の死骸が「内毒素」と呼ばれる多量の毒素をまき散らすことが、血糖値にも悪影響を及ぼします。血液中の内毒素は、脂肪組織や肝臓からのTNF-αの産生を強力に推し進めます。TNF-αは、血液中の糖分の取り込みを抑える働きもあるため、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを邪魔してしまうのです。

 インスリンの働きが悪くなると、血糖値が下がりにくくなります。つまり、歯周病も肥満も、TNF-αの分泌を活発にすることで血糖値のコントロールを悪化させ、結果的に糖尿病の発症につながる可能性があると考えられるのです。


 実際、私たちのグループで、歯周病を合併した糖尿病の患者さんに、抗菌薬を用いた歯周病治療を行ったところ、血液中のTNF-α濃度が低下するだけではなく、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c値も改善するという結果が得られています(図)。

 ただし、覚えておいていただきたいのは、現在の歯周病治療は、その進行を抑えることしかできないということです。歯肉炎と呼ばれる状態であれば、口腔ケアによってハグキを元の状態に戻せますが、歯周炎になってしまうと、ハグキの状態は元には戻りません。

 歯周病菌は歯周ポケットと呼ばれる歯とハグキの間の溝にはびこるので、薬を飲んでも薬剤はなかなか歯周ポケットに出て行きません。したがって、予防に努めることが重要です。口腔ケアも自分一人できちんと行うのは難しいと言われています。このため、健康な人でも、半年に一度は歯科医を受診し、歯のケアを受けるようにしてください。


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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

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