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2012.09.29更新

第55回秋季日本歯周病学会

 2012年9月23日に つくばで行われた日本歯周病学会に参加してきました。

 午前中、診療して午後から参加になりましたがいい気分転換になりました。

 専門医の教育講演を聴講してきました。 


 https://www.sakiyama-dc.jp/

練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2012.09.27更新

 今日は最近、思うことを書いてみたいと思います。

 最近の初診の患者様の傾向としてデータとして集計してみました。

 当院では、20代、30代の女性が非常に多いことが判明しました。

 妊婦健診や妊娠前の検診も多いです。

 今回、集計した結果を熟考した上、少なくとも感染症対策を多少なりに

 施行したいと考え、今年、例年の4倍の流行の風疹の予防接種を打って来ました。

予防接種

 妊婦が風疹に感染すると、インターネットで検索してみると、


 妊娠中の風疹感染では、妊娠初期~中期(妊娠4週~16週頃まで)に感染した場合に問題

 となります。この頃は器官形成期といい、赤ちゃんが様々な器官を形成している時期に相当

 するため、風疹に感染すると胎児に奇形を起こすことになります。風疹に罹患した時期によって

  も胎児の障害の程度は異なりますが、だいたいの主な胎児の異常としては、
  
  ・先天性心疾患
 
  ・眼症状(白内障、緑内障、網膜症など)
 
  ・聴覚障害(主に感音性難聴といい、中耳から脳に原因がある難聴)
 
  などがあげられます。

 
 風疹の抗体価(HI抗体価)の標準は8倍以上・256倍以下というのが正常と考えて良いでしょう。
 
 8倍以下では風疹抗体を持っていない、すなわち風疹に感染する恐れがあると考えましょう。

 256倍以上では最近風疹に感染した可能性があるということになりますが、この場合には IgM

 抗体を検査する・期間をおいて抗体価を再検査するなどの方法により初感染の可能性、再感染

 の可能性を見極め、胎児への影響があるかどうかを判断します。
 
 なお、再感染が疑われる場合には胎児奇形を起こす可能性はかなり低いと考えられています

 が、初感染の場合も含めて出生前診断(DNA増幅による遺伝子診断)をすることが可能ですか

 ら、医師と相談の上受けるよう考慮しても良いと思います。

 風疹は終生免疫と言って、一度感染すると二度とかからないと言われてきましたが、しかし再

 感染をすることもあることがわかってきており、またワクチン注射も100%ではなく、注射して

 いるにも拘わらずいつの間にか免疫がなくなって罹患することがあることもわかってきていま

 す。ですから、できればこれから妊娠を考える方は、妊娠前に一度風疹抗体価を調べておい

 て、自分が風疹に対して免疫があるのかどうかを知っておくようにして欲しいものです。

という記事を見つけました。

 

 私自身、一児の父になり我が子の可愛さはたまらないものがあります。

 妊娠中の方、これから妊娠を希望されている方の少しでも不安を取り除くことが出来れば

 非常に嬉しく思います。病院は不特定多数の方が来院されるので。

 インフルエンザも接種予定です。予防は大切なキーワードです。


https://www.sakiyama-dc.jp/

練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2012.09.21更新

       ~   北海道新聞 2012年9月7日  ~

【当別】北海道医療大の大学院歯学研究科博士課程2年の真島いづみさん(29)=札幌市北区在住=が、口の中にいる新種の菌を発見した。虫歯15 件菌の繁殖や歯周病をもたらす歯垢(しこう)を形成する働きを持つとみられる。学名を「ベイロネラ トウベツ エンシス」と名付け、年内に正式に認定される見通しだ。真島さんは「虫歯15 件や歯周病の予防に役立てたい」と今後の研究に意欲を燃やしている。

 口腔(こうくう)生物学系微生物学が専門の真島さんが、発見の手がかりをつかんだのは歯学部5年の時。学生30人の口の中から採った菌約500種類を分類した際、遺伝子配列から歯垢を形成する菌に属すると分かったものの中で、既存の枠に当てはまらない菌を見つけた。約2年間かけて電子顕微鏡で形状を詳細に調べ、遺伝子解析なども進めた結果、新種の菌と確信を深めた。

 新種と認められるには国内外2カ所の検査機関に菌を送り、確認を受ける必要がある。このため実験で得た情報とともに菌を日米各1カ所の機関に送り、7月、新種と認めるとの結果が届いた。

 正式には細菌分類学で最も権威ある英国の雑誌「IJSM(International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology)」に掲載される必要があり、年内にも載る見通しだという。学名は、研究を指導した歯学部の中沢太教授から「大学所在地にちなんでは」と薦められて決めた。

 国際的な新規微生物種の検査機関で、真島さんが見つけた菌も調べた独立行政法人理化学研究所(埼玉県和光市)バイオリソースセンター微生物材料開発室の坂本光央研究員は「虫歯の原因がどういう仕組みか、解明する一助になる」と発見の意義を強調する。

 真島さんは発見した菌が具体的にどのような働きをするのか研究中で、「虫歯15 件や歯周病の予防について研究を深めたい」と話す。


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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2012.09.20更新

         〜  東京新聞 社会面 2012年9月20日 〜


分子状の水素を溶かした水「水素水」を飲むことで、歯周病を予防できるとの研究結果を岡山大の森田学教授(予防歯科学)のチームがラットを使って明らかにし、20日発表した。

 チームによると、歯周病悪化の一因となる活性酸素が血液中で減っており、水素水が減少させたとみられる。今後、ヒトでも研究を進める。

 実験では、歯周病を引き起こしたラットを2グループに分け、一方に水素水、もう一方に蒸留水を1カ月飲ませた。すると、水素水のグループは、歯周病の進行により発生する細胞の数が半分程度に抑えられ、血液中の活性酸素の濃度も低かった。


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練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

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