練馬区・上石神井のさきやま歯科クリニックの崎山です。2021/12/26(日) Ourageの記事を紹介します。
歯周病に気をつけ、定期的に当院検診の受診される方は多くいらっしゃいますが全身疾患のも関与しています。
歯周病は初期には自覚症状がないので、気づかないうちに進行していることも。歯を失わないためにも、日頃からの管理が重要だ。では歯周病が進行すると私たちの体にはどんな影響があるのだろうか? 歯周病を放置しておこるさまざまなトラブルを、歯科医師の若林健史さんに聞いた。
Q. 歯周病になるとどんなデメリットがありますか?
A. 糖尿病、血液や骨の病気、認知症にも関係している
歯周病を放置しておくと、歯を失うだけではない。
「口の中で歯周病による炎症が続くことで、その毒性物質が歯茎の血管から全身に回り、さまざまな病気を引き起こします。
例えば、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くするので糖尿病に。歯周病があると、糖尿病になる確率が2.6倍高まるといわれています。誤嚥(ごえん)により細菌が肺に入ることで肺炎に。動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞に。
最近では、アルツハイマー病や骨粗しょう症、リウマチとも関係していることが報告されています」(若林健史先生)。
歯周病はさまざまなトラブルの原因となり、放置することは寿命を短くする大きな要因。早期の治療が必要だ。
練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介