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2013.08.06更新

 こんにちは。勤務医の阿部です。小児の虫歯の特徴について書かせて頂きます。
 
 乳歯と永久歯は大きさや形が違いますが、解剖的にも違いが見られます。
 乳歯は歯を構成するエナメル質や象牙質の厚みが薄く、また硬さに関しても柔らかいため、虫歯の原因である酸に対する抵抗力が小さいと言われています。そのため、虫歯になった場合に神経にあっという間に到達してしまいます。その進行の早さが特徴です。

 また痛みに関しては、乳歯は大きな虫歯であっても永久歯のように痛がることが少ないです。これも永久歯との違いであり、気が付いた時には深刻な状態になっており、将来に影響を起こしかねません。そのために乳歯といえど、早期の治療が必要となります。

 次回は「乳歯の虫歯を放置した時の影響」に関して詳しく書かせて頂きます。
 宜しくお願いします。

 以下に乳歯の特徴を列記しておきます。どうか、参考にして頂ければと思います。
  1.乳歯は永久歯より軟らかく、酸に対する抵抗性も低い。虫歯の進行が早い
  2.乳歯は全部で20本。6~9ヶ月頃から生え始め、おおよそ2歳6ヶ月頃には生えそろう。
  3.永久歯が生えてくることにより、乳歯の歯根が吸収を始める
  4.6歳頃より乳前歯が抜け始め、10~11歳頃に乳歯が抜けて永久歯にかわる

https://www.sakiyama-dc.jp/

練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 歯科医師 阿部宏幸

投稿者: さきやま歯科クリニック

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