こんにちは。 勤務医の阿部です。
最近、親知らずの歯が原因で、お痛みを訴えて来院される方が増えております。
そこで親知らずに関して書かせて頂きたいと思います。
人間の歯はふつう15歳くらいまでに上下28本の歯が生え揃います。その後、20歳頃に永久歯の中で一番最後に親知らずが生えてきます。人によっては生えるスペースがなくて顎の骨の中に埋まったままになってしまう事もあり、きちんと生えてこなかったり、生えてくる時に痛みがあったり、ちょっと厄介な歯でもあります。それが親知らずの歯です。
多くの場合、抜くことがベストの治療法と考えられますが、きちんと生えて上下で噛めるのなら抜かなくても良い場合もあります。親知らずを抜くか抜かないかは、親知らずが原因となって何らかの支障が出るかでないかによります。また、親知らずだけの問題ではなくて、その前にある歯に対する影響度や歯並び全体を考えて決めることになります。
次回は、親知らずが生えてきたために起こるトラブルに関して書かせて頂きます。
何か不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さい。
https://www.sakiyama-dc.jp/
練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」勤務医 阿部宏幸