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2022.04.15更新

 

 〜   キシリトール  県歯科医師会 より参照 〜

 

 

 予防という考え方が一般的になるにつれ、キシリトールという言葉をよく目にするようになりました。

 キシリトールは、シラカバやカシの木などから取れる甘味料ですが、イチゴやホウレン草などの果物、野菜にも含まれています。なぜ甘い味のキシリトールが歯によいのでしょうか?

 むし歯菌がキシリトールを砂糖と勘違いして食べて、おなかを壊し弱ってしまうからです。キシリトールは、砂糖に比べると分解されにくいのです。従って、人間も大量に食べるとおなかがゆるくなることがあります。

 成分含んだガムお薦め

 では、キシリトールをどのように摂取すればよいのでしょう。お薦めは、キシリトール入りガムです。毎食後、味がなくなってもできるだけ長い時間かんでから歯を磨きましょう。

 よくかみ、唾液(だえき)がたくさん出ることでもむし歯予防効果がより高まります。

 最近は、キシリトール入りのあめも増えてきていますが、なかには、砂糖も含まれ、むし歯になりやすい商品もありますから、原材料名を見て選びましょう。「ノンシュガー」と表示されていれば比較的安心です。

 キシリトールには、むし歯予防効果がありますが、あくまで補助的なものです。食後、早めの歯みがきが大切なのは言うまでもありません。寝ているときが一番むし歯になりやすいので、就寝前は、より丁寧に時間をかけて磨きましょう。

 フッ素に加えて、キシリトール入りの歯みがき粉もお薦めです。

(県歯科医師会)

 

 

https://www.sakiyama-dc.jp/

 練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2022.04.14更新

 

 

   〜 歯周病について日本歯周病学会から紹介します 〜

 

歯周病の原因となるのは、歯垢と呼ばれる細菌です。歯垢は、歯磨きが不十分な部分に付着するネバネバした黄白色の粘着物です。この歯垢は時間とともに量が多くなり、酸素が少ない状態になると歯垢の中で酸素を嫌う嫌気性菌が多くなります。

嫌気性菌が歯肉に攻撃を仕掛けて身体の中に侵入しようとし、身体は菌をやっつけて侵入を抑えようと攻撃します。これが、歯周病のはじまりで、歯肉からの出血・発赤・腫脹などの炎症の症状です。この中でも、出血は歯周病菌と白血球の戦いの証です。出血をそのままにしておくと、歯垢は歯周ポケットの中に潜り込み、どんどんと歯周組織を破壊していき炎症を繰り返します。歯周病が起こるということは、口の中で常に炎症が続いているということです。

その際、炎症によって出てくる毒性物質が歯肉の血管から全身に入り、様々な病気を引き起こしたり悪化させる原因となります。炎症性物質は、血糖値を下げるインスリンの働きを悪くさせたり(糖尿病)、早産・低体重児出産・肥満・血管の動脈硬化(心筋梗塞・脳梗塞)にも関与しています。

また、歯周病菌のなかには、誤嚥により気管支から肺にたどり着くものもあり、高齢者の死亡原因でもある誤嚥性肺炎の原因となっています。歯周病菌のひとつP.g菌(Porphyromonas gingivalis)がもつ"ジンジパイン"というタンパク質分界酵素はアルツハイマー病悪化の引き金をもつ可能性が示唆されています。

歯周病の予防・治療を行うことで、全身の様々な病気のリスクを下げることが可能です。日々の歯磨き・口腔ケアを見直し全身の健康につなげましょう。

 

https://www.sakiyama-dc.jp/

 練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2022.04.13更新

                 〜 参考資料 毎日小学生新聞 2021/10/31 〜

「甘いものを食べると虫歯になるよ」と言われたことはありませんか? 

 砂糖が入った食べものや飲み物が、歯を溶かして虫歯にしちゃうのかな…と思いそうですが、それはちょっと違います。

 口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。歯の表面に、歯垢しこうというよごれがつくのですが、これは食べかすではなく、細菌のかたまり。つまようじの先でほんの少しすくった歯垢に、なんと2~3億おくも細菌がいるというから驚きです! 歯垢の中には「ミュータンス菌」というバイ菌が住んでいて、そのバイ菌の働きによって、歯が溶かされる病気が「虫歯」なのです。


 甘い食べ物や飲み物も関係があります。ミュータンス菌は、砂糖の入った甘いものが大好き。砂糖の入ったものを食べると、活発にはたらいて酸を作り、この酸が歯を溶かします。たくさん食べたかどうかよりも、ガムやキャラメルのように長い時間かけて食べたり、何度もだらだら食べるのは、虫歯の原因になりやすいので注意してください。お菓子だけでなく、甘いジュースや菓子パンなども、ひかえめにしましょう。

 大事なことは、歯垢がこびりついたままにならないよう、きちんと歯みがきをすることです。歯ブラシが届きにくい奥歯のみぞや、歯と歯の間は、特にていねいに。はえたての永久歯えいきゅうしは虫歯になりやすいので、気をつけてくださいね。

 

 

当院も多くの子どもたちが来院しますが、しっかり歯ブラシを持ってきてもらい染め出しをしてチェックをします。

見てもらうことが目的です。当院、診療では『歯ブラシ』こそ最強の治療方法と考えるからです。

 

 

投稿者: さきやま歯科クリニック

2022.04.13更新

                 〜 参考資料 毎日小学生新聞 2021/10/31 〜

「甘いものを食べると虫歯になるよ」と言われたことはありませんか? 

 砂糖が入った食べものや飲み物が、歯を溶かして虫歯にしちゃうのかな…と思いそうですが、それはちょっと違います。

 口の中にはたくさんの細菌が住んでいます。歯の表面に、歯垢しこうというよごれがつくのですが、これは食べかすではなく、細菌のかたまり。つまようじの先でほんの少しすくった歯垢に、なんと2~3億おくも細菌がいるというから驚きです! 歯垢の中には「ミュータンス菌」というバイ菌が住んでいて、そのバイ菌の働きによって、歯が溶かされる病気が「虫歯」なのです。


 甘い食べ物や飲み物も関係があります。ミュータンス菌は、砂糖の入った甘いものが大好き。砂糖の入ったものを食べると、活発にはたらいて酸を作り、この酸が歯を溶かします。たくさん食べたかどうかよりも、ガムやキャラメルのように長い時間かけて食べたり、何度もだらだら食べるのは、虫歯の原因になりやすいので注意してください。お菓子だけでなく、甘いジュースや菓子パンなども、ひかえめにしましょう。

 大事なことは、歯垢がこびりついたままにならないよう、きちんと歯みがきをすることです。歯ブラシが届きにくい奥歯のみぞや、歯と歯の間は、特にていねいに。はえたての永久歯えいきゅうしは虫歯になりやすいので、気をつけてくださいね。

 

 

当院も多くの子どもたちが来院しますが、しっかり歯ブラシを持ってきてもらい染め出しをしてチェックをします。

見てもらうことが目的です。当院、診療では『歯ブラシ』こそ最強の治療方法と考えるからです。

 

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 練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

2022.04.13更新

こんにちは。

練馬区上石神井 さきやま歯科クリニック 崎山です。

今回は一度は聞いたことがる歯周病について参考になればと記事をご紹介します。

日々、診療しながら高齢の患者様から若い頃もっと歯を大切にしておけばと話を伺うことがよくあります。

歯科医師として『歯』を抜くことはできるだけ避けたいことですのでご一読いただければ幸いです。

 

歯周病は、国民8割以上が持っていると言われる。歯の表面につく歯垢(細菌の塊り)が引き起こす。歯肉の炎症による出血、腫れが起こる歯肉炎と、歯を支えている歯槽骨が破壊される歯周炎がある。歯が揺れてきて、ついには抜ける。中年以降に歯を失う主な原因だ。いわゆる歯槽膿漏は、この歯周病のこと。

歯周病は、歯のまわりにある組織のいずれか、あるいはすべてに起こる疾患の総称です。
 歯周組織は、歯肉(歯の根と骨をおおっている部分で、通称歯ぐきという)、セメント質(歯の根の表面部分)、歯槽骨(歯を支えているあごの骨の一部)および歯根膜(セメント質と歯槽骨とを連結している膜)から構成されます。 主として歯肉から炎症が起こる歯肉炎や歯周炎と、歯周組織の深部(セメント質、歯槽骨、歯根膜)から非炎症性で破壊が起こる咬合性(こうごうせい)外傷に大別できます。日本人の約7割が歯肉に何らかの異常があり、中高年では、実に8割の人に歯周病があると報告されています。
【原因は何か】
これまで、歯周病は一度かかったら治らない不治の病ともいわれてきましたが、その原因が次第に明らかになってきました。歯肉炎や歯周炎は、口のなかにすんでいる細菌(口腔常在菌)によって起こる感染症であるとされています。また、咬合性外傷は、歯周組織の適応能力を超えた力が加わることによって起こることもわかっています。
【歯周病は生活習慣病】
最近では、歯周病は生活習慣病として位置づけられ、食習慣、歯みがき習慣、喫煙などとも関連があり、歯科医による治療のみではその効果があがらないことも明らかになってきました。患者さんの生活習慣の改善、自助努力も歯周治療の成否に大きく関与するからです。
 歯や口は、消化器官の一部としての役割をもっていると同時に、体全体ともつながっていることを再確認することが重要です。歯周病が長期間慢性化することによって、病原性をもった細菌が血液中に入ったり、飲み込まれて口から離れた心臓や肺などの遠隔臓器に行き着き、そこに病気を起こす可能性が高くなります。
 したがって、歯周病を予防したり、コントロールすることは、単に歯や口の健康を守るのみならず、全身の健康をも守ることにつながります。

 

(C)法研

 

https://www.sakiyama-dc.jp/

 練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

投稿者: さきやま歯科クリニック

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