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2011.09.19更新

2011年5月24日付 朝日新聞朝刊医療面からの記事を紹介します。

「かんだり、飲み込んだりしにくくなった」というと、お年寄りだけの問題だと思っていませんか。30~40代でも知らない間に歯周病は進みます。食べにくくなるだけでなく、食事の内容が偏って、生活習慣病や栄養不良に陥る恐れもあるそうです。

「壮年(25~44歳)後期から、口からおいしく食べられなくなることが、ドミノ倒しのように起こる」と千葉県柏市の歯科医・大石善也さんは話す。

大石さんが事務局長を務める全国在宅歯科医療・口腔(こうくう)ケア連絡会で「シニアから、食べるQOL(生活の質)の悪化ドミノを防ごう」=図=と、年齢に応じて気をつけるべきことを呼びかけている。

中高年が歯を失う最大の原因は歯周病だ。40代後半から歯を失い始めたとき、「1、2本だからと放置すると、かむ力が他の歯にかかって、ゆるやかにかみ合わせがくずれ始める」と、大石さんは指摘する。かみ合わせが崩れるのは、歯を失うことを加速させる。

大人の歯は32本、親知らずを除くと28本。食べたいものを何でも食べるには、18~20本以上の歯が必要という。

2005年の厚生労働省の歯科疾患実態調査では、1人あたりの歯の本数(平均値)は40代前半は27・5本だが、その後は減って50代前半24・8本、60代後半には18・3本と20本を切ってしまう。

東京歯科大の奥田克爾(かつじ)名誉教授(口腔細菌学)によると、歯周病やむし歯の原因菌などいくつもの細菌が手を取り合ってネバネバした物質を土台に固まりバイオフィルムをつくる。一般的に歯垢(しこう)とも呼ばれるが、歯のほかに舌の表面やのどの奥などにもはり付く。

細菌数は口の中をきれいにしているかどうかで違い「洗浄された健康な場合は100億個以下だが、清掃できていないと1兆個程度になる」と奥田さん。

歯周病菌によって、歯茎が赤く腫れたり出血したりする「歯肉炎」が進むと、歯と歯茎の間に「歯周ポケット」というすき間ができる。ポケットが深くなると、やがて歯を支える骨も侵され、抜けてしまうというわけだ。

実態調査では、歯周病が進み4ミリ以上のポケットがある人の割合は30代は25%弱だが、40代前半で30%弱、40代後半では40%を超えた。

歯周病で歯を失い、かみ合わせが崩れると、食べにくいものが出てくる。歯垢は口臭の原因になり、手入れを怠って舌に付いた歯垢が厚くなると、味を感じる細胞の働きを妨げることもある。

こうした状態が続くと、味付けが濃くなったり、食べ物が偏ったりする。年老いて歯の具合が悪い人は、軟らかいもの、甘いもの・お菓子などを多く食べる傾向があるとのデータもある。体重が増え、生活習慣病につながりかねない。肉など動物性たんぱく質が不足すると、やせていなくても「低栄養」状態が心配される。

「そこへ、脳卒中やがんなどの大きな病気が生じると、歯科治療から遠ざかりがち。気がついたら、食べる楽しみが奪われている」と、大石さんは指摘する。


●普段から口腔ケアを

壮年後期、40歳前後から歯周病が進むのを防ぐには、どんな点に気をつけたらよいだろうか。

まず、歯周病になっていないか確かめるのが大切だ。奥歯が崩れないよう他の歯と支え合っているか、左右両方でバランスよくかめているかなど、歯科医に診てもらおう。

歯周病の進み具合によるが、軽ければ、検査や歯磨き指導、歯石取りなどで済むことになる。基本的な公的医療保険での医療費は毎回、数千~1万円程度(自己負担はその1~3割)。歯科医に通う回数も、きちんと管理できるようになれば、3カ月~半年に1度でよくなるという。

「がんや心臓病の手術や治療前には、まず口腔ケア」という動きも広がっている。がんの放射線治療では唾液(だえき)が減って虫歯や歯周病が進む場合がある。外科手術後に肺炎になったり、傷口に感染したりしないよう口の細菌を減らしておく必要がある。中高年は普段から口の中をきれいにしておく習慣が大切だという。

命にかかわる病気の治療が一段落ついたら、早く、食べる機能の評価や口腔ケアに力を入れた方が良い。それが回復を促す。

ただ、本人や身近な家族は、病気や介護で頭がいっぱいになりがちだ。歯科医の大石さんは「ケアマネジャーや周りの人が教えてあげてほしい」と話している。

(2011年5月24日付 朝日新聞朝刊医療面から)

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  練馬区・杉並区の歯医者さん「さきやま歯科クリニック」 院長 崎山 悠介

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2011.09.18更新

梨狩り
秋の果物狩りシリーズ第2弾!!

群馬へ梨狩りに行ってきました!!

9月18日に秋を感じて来ました・・・。

草津温泉

その後、草津温泉♨に行って体をリフレッシュして来ました☆

ホッと一息、また今週も頑張れそうです♪

来週はお天気も悪そうなので今週はどこも道が混んでるみたいですね。。

来週末は大阪でインプラントの勉強会に副院長と出張です。

しっかり身につけて来ます。

K.I.S.S (Kansai Implant Study Society)の3iインプラント楽しみ!!


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2011.09.16更新

      asahi.com 2011年3月7日の新聞記事によると


普通なら上下あわせて28本ある永久歯が全て生えそろわない「先天性欠如」が、小児歯科を受診する子どもの1割に上ることがわかった。日本小児歯科学会が6日、発表した。1万5544人分の診療記録を分析した初の大規模調査。学会は「相当多い印象だ」としている。歯が欠如しているとかみ合わせが悪くなり、歯周病などを引き起こすこともある。

 調査には7大学の小児歯科と協力医が参加し、12都道府県で1980年代以降に受診した7歳以上の患者のX線画像を分析した。その結果、1568人(10.09%)に、1本以上の永久歯の欠如が認められた。

 先天性欠如の割合は、顔の中央から左右5番目に生える奥歯(第2小臼歯)と2番目の前歯(側切歯)で多く、上あご(4.37%)より下あご(7.58%)で多かった。左右の差は小さかった。

 先天性欠如の原因は解明されていない。歯の位置や本数などによって治療法は異なり、多くは自費治療だ。データをまとめた山崎要一鹿児島大教授(小児歯科学)は「小児歯科の新たな問題の基礎資料とし、今後の傾向もみていきたい」と話している。(熊井洋美)


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2011.09.15更新

院内の棚

写真は院内のノッチ(壁がくぼんでいる感じ)に置いてある木のおもちゃ。

開院の際に、自由ヶ丘で購入!!ドイツからやってきたんです~。

子供たちは、虫歯の治療前に待合室でおもちゃ遊びをして治療です。

内心、いつも壊されないのか心配でなりません(笑)

意外とお母様などからも好評です、このおもちゃ。

もうすぐ、連休ですね。

来週は、月曜日・金曜日は祝日ですので火曜日・水曜日・木曜日は予約でいっぱいです。

急患の患者様にご迷惑を掛けないよう配慮したいと思います。

皆様もいい連休をお迎えください。


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2011.09.15更新

 開院7か月

早いもので開院7か月が経過して、患者様も500名に間もなく達する。

 最初はお子様が受診され、お姉ちゃん、お母さん、最後にお父さんまでいらっしゃるご家庭も

 あります。これからは家族で歯科検診に来るといって頂けて大変嬉しく思います。

 今後も地域の皆様のお役に立ちたいと一生懸命頑張っていきます。

何かご要望などありましたらご連絡下さい。

 
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2011.09.14更新

チョコレート

こんなチョコレートがあるのをご存じですか?
私も歯科医院に勤務してから知ったのですが、このチョコレート、なんと...

歯磨きをした後に食べるんです!!!
まさか!ですよね。私も驚きました。
キシリトールが入っているのですがフィンランドでは虫歯予防効果が認められているそうです。
キシリトールの代謝はインシュリンに依存しないので血糖値を上昇させません。
糖尿病や妊婦さんが摂取しても大丈夫。

難しいこと書いてみましたがパッケージに書いてありました(笑)
食べ方は寝る前や歯磨き後にゆっくりなめながらお召し上がりいただくと効果的だそうです。

開院当初から小さなお子様からご年配の方まで沢山の患者さんに好評頂いていたのですが、
実は・・私はまだ食べたことがなかったのです!!

すみません(・・;)

昨日の夕方突然、当院にかかられたことのない方がこのチョコレートを購入しにいらっしゃり、
びっくり!どこで噂になっていたの!?
もう味が気になって気になって仕方がなくなった私は『食べてみたいです!味が知りたいです!ブログに感想を書きます☆』と院長におねだり・・
試食をさせてもらうことに成功しました^m^

お味は・・・

うん。おいしい。

いい意味で普通のチョコレートでした☆
効果に偏って味がいまいち・・という心配は無用です♪
どこが違うかといえば食べた後、普通のチョコのようにいつまでも口の中があまーい感じがなく、
さっぱりしているのが大きな違いでした。
これは小さいお子さんにも自信を持っておすすめできますね☆
苦手な歯磨きをがんばったご褒美にもいいかも
歯磨きが上手にできたご褒美にチョコを食べていいなんて斬新ですよね!

治療だけでなくこういった歯科医院ならではの品もあるのでどうぞお気軽に立ち寄って下さいね☆


練馬区 さきやま歯科クリニック
スタッフ 菊田

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2011.09.13更新

親知らず
親知らずの語源は、調べてみると

赤ん坊の歯の生え始めと違い、多くの場合親元を離れてから生え始めるため、親が歯の生え始めを知ることはない。そのため親知らずという名が付いた。また、乳歯が永久歯の「親」と考えると、親知らずには、対応する乳歯が存在しないので、「対応する乳歯が無い=親知らず」として命名された、という説もある。

本当か!?

本日、右の上下の抜歯(レントゲンだと左側)であった。当院では初診の主訴が「親知らずが腫れた。」、「親知らずを抜きたい」であることも最近、非常に多い。

親知らず2

抜歯後、確認のレントゲンを撮影してみることも多い。

無事、抜けて患者さんも一安心。

中には、抜いた後になって「親に知らせずに抜いてしまいました!!」という

ユーモアのある方もいらっしゃいました(笑)

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2011.09.13更新

第54回日本糖尿病学会
2011年5月19日~21日 札幌 で発表された研究を日経メディカル オンラインで見つけたので
ご紹介する。


2型糖尿病患者では、血糖コントロールが不良なほど歯周病で失われる歯が多い傾向が分かった。また、糖尿病患者は「糖尿病と歯周病の関係」についての知識は持ち合わせているが、その知識が歯磨きなどのセルフケアに活かされていない実態も報告された。2型糖尿病患者220人を対象に実施した聞き取り調査で明らかになったもので、その成果は大阪市立十三市民病院の安藤秀子氏(写真)らが、札幌で開催された日本糖尿病学会(JDS2011)で発表した。

 安藤氏らは、糖尿病の合併症として注目される歯周病について、糖尿病患者自身がどのように認識し、対策に取り組んでいるのかを把握する目的で、アンケート方式による聞き取り調査を実施した。

 対象は、同病院で治療を受けている2型糖尿病患者の220人(男性138人、女性82人)。聞き取り調査では、年齢、罹病期間、HbA1c(JDS値、以下同)、喫煙習慣、歯磨き回数、歯周病の知識などを尋ねた。また、歯周病の重症度を把握するために、「今までに失われた歯の本数」も自己申告してもらった。対照群は、非糖尿病の生活習慣病患者30人とし、同様の調査を実施した。

 調査の結果、糖尿病患者では、罹病期間が長い患者ほど、あるいは血糖コントロールが不良な患者ほど、失われた歯が多くなる傾向が認められた。

 年齢に着目すると、高齢になるほど失われた歯が多くなっていたが、糖尿病患者の方が非糖尿病患者より若いころから歯を失っていた。また、喫煙との関係では、糖尿病患者では喫煙習慣があることが歯を失うリスクと考えられた。

 歯周病の知識とセルフケアの関係についてみると、糖尿病患者では歯周病に関する知識の有無に関わらず、毎日1回以上の歯磨きの習慣がある人が多かった。ただし、非糖尿病患者と比べると、糖尿病患者では歯磨きが実行できていない割合が高かった。

 これらを踏まえ、罹患期間10年以上、血糖コントロールがHbA1c>8.0%、喫煙、歯磨き回数が毎日1回未満の4つを歯周病リスクとし、これらのリスクの数と失った歯の数との関係をみたところ、リスクの数が多いほど失った歯の本数の多い人の割合が高かった。

 今回の結果から演者らは、2型糖尿病患者に対しては、発症早期から歯周病に対する教育指導が必要であり、定期的な歯科受診を支援していくことが重要と結論づけた。

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2011.09.11更新

栗

私は実は、フルーツ狩りなどが好きである(=^・・^=)

今年はすでに桃狩りへ出かけた。

先日、「秋って言ったらまずは栗でしょ!!それから梨!!」っと突然言いだし颯爽と千葉へ

向かった☆

栗拾いと言ったら、おばちゃんの家!!と思う方も多いはず。わたしも子供のころはお婆ちゃんの

アホみたいに広い庭にたくさんの栗などが植えられ、柿や栗を取り季節を感じたものだった。

そんなことを思い出しながら、午後には栗拾いの農園に着いた。多くの家族連れもいてにぎわって

いる。当然、家族連れのかごには大きな栗がたくさんあった。いや~採りすぎちゃったなぁ~と

お父さん。副院長もサンダルで来たが、栗のイガイガにやられるという理由で農家のおばさんの

長靴を借りて、いざ戦場へ。大きなかごを持ち栗畑の到着。俄然やる気だ!!

・・・・・何か様子が変なのである。・・・・・・・


・・・・・栗がないのである・・・・・・・。


・・・・・うそ・・・・・・・・。


先程の家族連れが根こそぎ持って帰ったらしい・・・・・。(-_-)zzz

っということで、収穫 栗5個。。。

恐るべし家族連れパワー!!!!

栗拾いは朝早くに行くべし!!

毎日がドラマだ。

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2011.09.11更新

大人の歯

 最近、お子様のお口の中を覗くことはありますか?

小学校低学年から乳歯から永久歯への交換期に入ります。

昨今、子供の虫歯は激減しておりますが、幼弱な永久歯は あっ!!という間に虫歯になってしま

うことがあります。しっかり検診にいらして下さい!!

 今日のお口の写真は、

何だか後ろの方が痛い!!と子供(6歳)が言っているんですとお母様より。

「おめでとうございます!!」〇〇ちゃんに6歳臼歯が生えてきて歯肉から出てきたんで痛いんで

す!!早いお子様では5歳で生えてくる子もいますが・・・。また、大人の階段を登った

んですね。開院当時から通院してくれて、私も大の仲良しで毎回、給食のお話や夏休みの思い出

を話したりしていたので大変うれしかったです。!(^^)!

あんなに毎回ぐずっていたのにね(笑) )^o^(

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